今回は国道19号 松本拡幅について紹介していきます。松本拡幅とは宮渕〜渚三丁目の間が、現在の片側1車線から片側2車線(4車線)の道路になる事業の事です。白板交差点の前後では、最近工事が本格化してきていますよね。
前回の豚さん食堂復活の記事最後では、年内までの営業となる可能性について言及しました。近くのくら寿司は9月10日に閉店しており、何らかの事情があるものとみられています。その可能性の一つに19号拡幅の立体交差化による立ち退きが考えられますので、今回はそこを考えていきます。
※この記事は確実な事がまだ分からない段階で作成したものですので、あくまでも参考程度に留めて頂くようお願いいたします。
知らなかったんですが松本拡幅はただ拡幅するだけではなく、一部を立体交差させるようです。その立ち退きがライフサイト南側で始まっているとみられています。今後 一帯を更地にして立体交差化に向けた工事を進めるものと思われますが、詳しい計画は事業者にも伝えられていないようなので、全容は不明のままとなっています。
国道19号 松本拡幅の事業概要見ると、立体部の図が確認できます。具体的にどこを立体交差させるかまでは説明されていません。まだ調査・交渉段階中なのでしょうか。
立体交差させる具体的な場所は分かりませんが、一番有力な場所はやはり国道がぶつかる渚一丁目交差点付近です。ロイホがある所ですね。
先日 現地確認を行った際には何やら複数のカメラが設置されていました。今後の事業計画を練るにあたっての調査とみられます。
ロイホ付近を立体交差させるかもしれない事の裏付けに、付近では新たな動きが。
なぎさライフサイトに入るテナントの一覧が載っていた看板は、先日撤去されました。
くら寿司やGiGO裏の場所は拡幅するだけには広すぎると感じる土地があります。くら寿司は先日閉店しましたし、GiGOももしかしたら…という話も複数の情報源から耳にしています。
長年動きが無かった19号の拡幅工事が進展しているのはとても有り難いですね!
ただ松本市内の渋滞は極めて深刻なものであり、たった1.6kmの拡幅だけでは到底緩和されるものではありません。19号では鎌田〜高宮や平田〜村井の渋滞が特に深刻です。この区間は道路沿いに多くのお店が立ち並んでおり、四車線化するとしたら30年以上はかかりそうです。
短期間かつ低予算で最大限渋滞を緩和するには、脇道からの交通量が少ない信号を撤去し、信号のタイミングをAIにシミュレーションさせ改善。奈良井川沿いなどの道の繋ぎを改善させ、19号のバイパス的な役割をもたせる等が個人的には有効かと考えています。
先が見えない松本の渋滞問題ですが、マツサイでは今後も市内の道路事情や渋滞緩和に向けた動きを取り上げていきます!