今回はみんな気になる市立博物館の今を確認しに行ってきましたので、ご紹介していきます。新しく移転する場所は松本城の南で大名町通り沿い。近くには縄手通りや四柱神社もあるまさに中心市街地で、新しい松本のシンボルとなりそうです!
こちらは正面と思われる入り口。完成したばかりなので、とても明るく綺麗です。中の案内板が見えたのですが、1階は子ども向けの展示室や交流学習室、2階は特別展示室、3階は常設展示室となっているようです。どんな内装になっているのか気になりますね!オープンが楽しみです。
こちらは外から見ることのできた1階の子ども向け展示室とみられるエリア。何やら壁に動物のデザインが…!ちょっと鹿は怖いような気もしますが、子供達が楽しく遊べるといいですね。
新博物館は非常に大きく目立つ存在です。建物は協定を遵守して高さを抑えるとともに、大名町通りの景観に配慮しているんだとか。正直 松本城の敷地内にある前の博物館は古くてちょっと近寄りがたい建物だったので、綺麗になって嬉しいですね。訪れる人の数も比にならないくらい多くなると思います。
また 貴重な資料を次世代に引き継ぐため、災害に対して十分な備えをもった造りとなっているとの事。松本市は糸静線による震度7クラスの地震発生確率が高いですので、こうした対策は極めて重要です。
軒下空間は「ギャラリー」としての機能を備えており、既に外に見えるよう色々展示がしてありました。結構飾ってあるので、試しに通ってみると楽しいかも。
1階は市民や観光客の方が立ち寄りやすい機能を集約し、街と繋がった開放的な空間になっているとの事。入場は無料になるとみられています。
建物は国宝や重要文化財などの展示に対応できる条件も満たしているとの事。2階の特別展示室で臨時に国宝の展示などもあり得るのでしょうか。
3階の常設展示室は、資料を読み解く楽しさと体験による発見を通じて「来館者自身の思考を促す」ことができる展示となっているようです。
よく博物館の周りを通る方は、結構前から建物は出来てるのにオープンまでは随分時間がかかるんだねと思っていたかも知れません。文化財を適切な環境で展示・保管するために、現在 施設内の空気環境を調整しながら、準備を進めているそうです。ポンっと引っ越せばいいというものではなく、入念な準備が必要なんですね。
博物館の前では、新しいそば屋のオープンに向けて工事が進んでいました。博物館がオープンすれば間違いなく多くの観光客の方が来るので、最高の立地です!
また博物館の前には大きな立駐もあるので、アクセス抜群です。この近くには新しいバス専用の駐車場もあるので、多くの観光客の方は博物館→松本城といったルートになるのではないでしょうか。
オープンは10月7日の予定。当日は土曜日という事もあり、多くの人で賑わう事でしょう。僕もすぐに行って中の様子をお伝えしますので、お楽しみに!