2019年 近代の学校建築としては初めて国宝に指定された松本市にある旧開智学校。最近はずっと工事をやっていて入れないわけですが、いつまでやっているのか気になる方も多いと思うので確認へ行ってきました。
耐震対策工事のため休館中とのお知らせが。柵越しではありますが、旧開智学校を眺めることはできるようになっています。Googleマップの口コミを見ていると、観光客の中には休館を知らずに訪れてしまう人もいるようです。
柵の外には休憩スペースも!迷惑行為があれば閉鎖すると書いてありましたが、まあ誰もいないので心配は無用かと思います。
現場にあった看板に事業期間は24年10月末までと書いてあり、工事が終わるのはまだ1年くらい先になりそうです。市内の観光客はコロナ前に戻っている状況なので勿体ない気もしますが、今後のことを考えると仕方がないですね。
松本城〜旧開智学校の間は閑散としているのが現状です。休館している今のうちに、分かりやすい看板の設置や歩道にマークを作るなど新博物館→松本城→旧開智学校の動線を確保しておくと良さそうです。
また各施設を巡ってもらえるよう、3施設セットの入場券を販売するなどが有効的と考えます。1年もあれば十分に進められる事だと思うので、ぜひ期待したいところです。
あとは松本城の北側や旧開智学校周辺は駐車場の数が少ないので、そこも課題かと。住宅街であることは承知していますが、せっかく国宝になった訳ですから、もう少し販売なども充実させていいかもしれません。
僕を含め多くの市民の方は普段からあまり行くことはないと思いますが、休館しているとなると無性に行きたくなるものです。また新たな動きがありましたらお伝えしていきます!